突然起こる「パニック障害」


「パニック障害」とは

何の前触れもなく、突然息苦しくなり、動悸、めまい、吐き気などに襲われてパニック状態になってしまう。症状は心臓発作によく似ていますが、病院で検査しても異常は見つからない。こうした発作が、電車の中や、会社の会議中、スーパーでの買い物中などに繰り返し起こるのが「パニック障害」です。

発作が起こる恐怖で、外出できない人もいるほど

パニック障害は場所や状況に関係なく発作的に起こり、それも突然の動悸や息苦しさで、死んでしまうのではないかという恐怖まで生じ、ひどく混乱する状態が数分から数十分続きます。いつ起きるか予測がつかないので、外出できなくなってしまう人も多いのです。

原因ははっきりしていない

とくに身体的な異常がないのに、パニック発作を過去に2回以上起こしたことがあり、予期不安(パニック症状をおこすかもしれないという不安な気持ち)が1ヶ月以上続くようなら、パニック障害といえます。この病気の原因ははっきりとは分かっていませんが、不安・緊張・過労などを背景にして、体質的に自律神経の過敏な人がなりやすいと考えられています

早めに専門医に診てもらいましょう

最近では100人に3人がかかると言われており、珍しい病気ではなくなっています。主に10代後半から30代半ばに発症し、女性の発症率は男性の2.5倍と言われています。パニック障害からうつ病になる人も30〜60%いますので、パニック障害の疑いがあれば心療内科などを早めに受診したほうがよいでしょう。