こんなことも肩コリの原因に?!


生まれつき肩がコリやすい人は?

肩コリの原因で思い浮かぶことは、デスクワークで同じ姿勢を続けたり、姿勢が悪かったりということ。しかし、その他にも肩コリの原因は様々あります。例えば、体型的に生まれつき肩がコリやすいのは、なで肩の人や首が細い人。首や肩の筋肉により負担がかかりやすいのです。また、生まれつきではありませんが、腕や頭など肩の筋肉が支える荷物が重くなるので、肥満体の人も肩コリしやすいといえます。

ストレスが引き金に

肉体的な疲れだけではなく、精神的な疲れが、実は肩コリになる重要な原因の一つなのです。精神的に緊張したり悩んだり、怒りなどを感じたりすると、筋肉内の血管が知らず知らずのうちに収縮し、血行が悪くなり、筋肉に老廃物がたまってしまい、コリを引き起こしてしまいます。

歯のかみ合わせが悪いと・・・

歯のかみ合わせが悪いと、あごの左右の筋力バランスが崩れ、口を動かす筋肉に痛みが出て、更にその痛みが筋肉の緊張を生み、肩コリに関係している筋肉(僧帽筋)にまで影響が出ると考えられています。その他、狭心症・心筋梗塞・高血圧・糖尿病といった内臓系の病気があると、血液循環も悪くなって肩コリを引き起こす場合があります。普段と違う肩の痛みを感じた時は病院に行きましょう。

肩コリのケア〜温めるのが基本

冷やすとスーっとして気持ちがいいため、つい冷やしがちですが、寝違えなどの急性の場合以外は、肩コリケアの基本は温めることです。38〜40度のお湯で湯船にゆったり浸かるのが一番です。他にも、蒸しタオルを当てたり、使い捨てカイロを衣服の上から肩に貼ったり、ドライヤーの熱をかけたりといった温熱療法が効果的です。

  


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