休み明けのうつ病にご用心!


休暇中にひそむ危険とは?

長めの休暇を過ごした後は、実はうつ病などの心の病気の危険性に要注意なのです。楽しく遊んでいるつもりでも心身に負担がかかっている場合もあります。例えば、「行った所が期待通りでなくてガッカリ」、「予定を急に変えざるを得なくなった」、「予定を休みなく入れていた」など。休み中に遊んでいるつもりなのに、十分にリラックスできていない場合もあります。さらに休暇後に仕事が溜まっている状況では、より心身に不調が生じやすくなります。

休暇後にうつ病にならないために

◇あまり過度の期待を持たない
◇予定は立てても、完璧な予定にしない
◇「あれもこれも」と頑張りすぎない
◇休暇前に仕事でやるべきことは終わらせておく

家でゴロゴロが一番危険

特にやることがなく、家でゴロゴロ過ごしてしまう人はさらに要注意です。もともと冬はうつ病になりやすい季節なのです。冬になると「集中力が落ちる」「身体がだるくなる」「人づきあいが億劫になる」「何事にも興味がなくなる」などの症状がでる場合には、「冬季うつ」の可能性があります。その一番の原因は日照時間の短さです。

せめてこれだけは心がけよう

【日光に当たる生活を心がける】
冬季うつの症状は日光に当たる時間を多くすれば軽快する傾向があります
【早起きする】
人の体内時計は24時間より長く、朝の光でリズムをリセットする必要があります
【食事を工夫する】
神経伝達物質のもとであるアミノ酸を含むタンパク質を多く摂ると良いでしょう

   

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