耳鳴りや難聴・・・ストレスが引き起こす!


40〜50代でなる耳の不調は・・・

40〜50代で発症する耳の病気は、原因はストレスにあることが多いのではないかと考えられています。最初は耳鳴りだけだったものが、再発を繰り返すうちに難聴が進んでしまう場合もあります。再発防止のためには発症の一因とみられるストレスを減らさないと、再発を繰り返す可能性が高くなるのです。

耳鳴りや目まい メニエール病

耳鳴りや難聴の病気として一番起こりやすいのが「メニエール病」。目まいや吐き気を催すこともあります。40〜50代の働き盛りの人がなりやすく、また女性がなりやすいと言われ、患者数は男性の1.5〜2倍です。耳の奥にある内耳に代謝異常で水がたまり、内耳が腫れることで感覚異常が起こっていると考えられます。水がたまる理由が、ストレスではないかと考えられているのです。

急に片方の耳が聞こえない 突発性難聴

ある日突然に片方の耳が聞こえなくなる「突発性難聴」40〜50代の発症が多くなっています。患者数は確実に増えており、30年間で約10倍にもなっています。原因はハッキリしていないのですが、ウイルス感染か内耳の血液循環障害ではないかと言われています。ストレスがきっかけで発症することが多い病気です。

生真面目で頑張り屋の人は要注意

こうした病気になりやすいのは、生真面目で頑張り屋の人だと言われています。「睡眠時間をしっかりとる」「仕事量を減らす」「軽い運動をする」「個人の自由時間を持つ」などの対策をしましょう。メニエール病では発症後1年以上、突発性難聴では1ヶ月以上たってから治療した場合、難聴が回復しにくくなることが分かっています。早めに治療を始めると完治する可能性が高いので、異常を感じたらすぐに専門医に診てもらいましょう。

   

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