こんなことが骨密度を低下させる！？

≪運動不足≫

骨を強くするためには、骨に負荷をかける必要があります。運動不足だと骨に十分な負荷がかからず、骨へのカルシウムの吸収が妨げられてしまうのです。体重に負荷をかける運動が効果的ですので、縄跳び、ダンス、階段昇降などがおススメです。

≪日に当たらない≫

ビタミンＤはカルシウムの吸収を助けます。ただし、いくら食物からビタミンＤを摂取しても、日光に当たらないと体内に取り入れたビタミンＤは、使える形になってくれないのです。１４時くらいの１日の中で一番強い日差しであれば、夏なら５分程度、冬では２０～３０分くらいでＯＫです。

≪インスタント食品≫

インスタント食品にはリンが多く含まれます。リンを摂りすぎると、カルシウムの排泄を促しますので、カルシウムが不足しやすくなります。また、リンは清涼飲料水にも多く含まれ、現代では過剰になりやすい栄養素ですので、摂りすぎには注意しましょう。

≪胃腸が弱い≫

便秘がちだったり、悪玉菌が多かったりすると、せっかくカルシウムを摂っても、吸収されないで体外に排出される量が多くなります。カルシウムをきちんと吸収するためには、腸内環境を良くしておくことも大切です。

≪痩せている≫

痩せているのにダイエットをするのは、もちろん良くありません。また、元々痩せ型の体型の人も、骨に十分な負荷がかかりにくいので、骨密度が低下しやすいと言われています。体重が大幅に軽い人は、重い人よりも２倍骨折しやすいという統計が出ています。